最近パソコンの中身を整理したこともあり、私なりにパソコン内部を整理している方法について紹介しておこうかと思う。すべてが読者にとって役立つ方法論ではないかと思うが、ヒントになれば。
一応、括弧の中に対象読者を示した。

◆分類の原則その1:類似性(初心者~)
「似たものは同じ場所へ」
画像ファイルなどは一カ所にまとめる。これはほとんどの人がやっていると思う。
「すべてのものは、フォルダの中に入っている」というのが理想。バラでファイルを放置しない。同種のファイルは、できるだけ同じフォルダにまとめておく。

◆分類の原則その2:閲覧性(初心者~)
ファイルやフォルダの名前の付け方だが、「内容が一目見て推測できる」「フォルダを名前順に並べた時、順番よく並ぶ」ということに気をつける。
たとえばフォルダ名が「攻略本資料」では、後で見てさっぱりわからない。「ドラクエ攻略本資料」とか具体的な名前がついていれば、「あ、あの本か」とわかるはずである。
最初に内容に即した名前をつけることが大切。
◆分類の原則その3:検索性(初心者~)
重複・ジャンルまたぎのない分類をしよう、ということ。
データはすべてフォルダに分類していく。学問の区分のように揺らぎないものが理想だが、しかし学問の区分だって「どっちに分類しよう」というような曖昧なものを含んでいる。
「クラスメート」というフォルダと「サークル」というフォルダを作ったとする。そして、クラスメート関連の書類とサークル関連の書類をそれぞれに入れる。だが、クラスメートでかつサークルも同じという友人がいたら、どうすればいい?
最初に区分をしっかり考えることが大切だ。ただ、完璧な区分はかなり難しいので、ほどほどで。

◆日付で整理する。(初心者~)
私は、多くのフォルダ、ファイルに8桁の数字をつけており、これは日付を表している。たとえば「20050625document」のように。
ただ、この日付が何を表しているのかは、必ずしも一定していない。これもまた、分類の原則に従って、探しやすい順番を決めている。
普通の書類、画像フォルダ、日記、手紙などは「書類の作成日」をつける。こうしておいて、後で別の書類に書き直す時にはファイルを別にし、作成日で区別する。
仕事の書類は「締め切り日」や「書籍の刊行日」を示しているものが多い。仕事の書類では作成日があまり問題にならず「7月締め切りだった原稿」のような思い出しかたをすることが多いためだ。

◆データは可能な限り一箇所にまとめる。(中級者~)
これは、後でバックアップを取りやすいように、という配慮である。私自身、バックアップをさぼった時に限ってハードディスクが壊れてしまった。慢心が生む悲劇である。ハードディスクはいずれ壊れ消えるものなのだ。だからバックアップは、長くて半年、できれば3ヶ月くらいでとっておきたい。(もちろん、パソコンの使用頻度にもよるが)
たとえば、データをデスクトップに散らかす人は大勢いるけれども、あれは心情的に納得できない。デスクトップにあるファイルは、どのハードディスクにあるのか、わからない。CドライブにあるデータもDドライブにあるデータも、デスクトップでは一様に見える。あれはどうにも怖い。
マイドキュメントもあまり使わない。マイドキュメントには勝手にソフトの方でファイルを作っちゃったりするし、これまた、実際のフォルダ構成とは違うトコにファイルが見える。複雑なのだ。
そういうわけで、私はCドライブはすべてシステム用とし、できるだけデータを入れない。データはすべてDドライブに入れる。新しいソフトも、可能な限りD:\ProgramFiles\というフォルダを作って、そこにインストールする。

◆バージョン番号で整理する。(中級者~)
この方法を確定するまでにパソコン生活10年もかかってしまった。非効率だなぁ。
私は仕事の書類などはバージョンで管理をしている。すべて、最初に書類を作る時には「_0100」というのを末尾につけるのだ。そして、書類に大きな変更などがあった場合には、書類をコピーし、新たに名前を「_0101」のように書き換えて利用する。
実例をあげよう。たとえば、私が原稿「Script_0100」をクライアントに送ったとする。それに修正が入り、しかも書き直しの指示までつけて戻ってきた。まず、戻ってきたファイル名を書き換え、「Script_0110」にする。さらに、自分が修正を加えて「Script_0200」としてまた送る。こうすることによって、古い書類と新しい書類を間違えることなく、また大きな修正があったのはどこなのか、一目瞭然でわかる。
なぜアンダースコア+4桁かというのは感覚的な要素もあるが、他と混同のしようがない数字、ということだ。2桁の数字では他人がつけた数字と混同しそうだし、情報量も少ない。また、3桁の数字は個人的に「原稿のページ数」を表すのに使っている。そこで4桁となった次第。

◆Windows用フリーウェア「ColorFolder」を使う。(中級者~)
FS Hollywood
http://flightinfo.ens.ne.jp/fshollywood/
MacOSの「ラベル」に近い機能をもたらす至福のソフト。ただし、これは中級者以降におすすめする。なぜかというと、微妙に「看板に偽り」のあるソフトだからだ。誤解されやすい、と言うべきか。
Macの「ラベル」機能は「アイコンに色を重ねる」ものなので、どんなアイコンでも利用できる。だが「ColorFolder」は「アイコンを色フォルダのアイコンに書き換える」ソフトなので、フォルダ以外には原則的に使えない。「書類アイコン」に使うと、「色フォルダアイコン」に書き換わってしまうのだ。初心者にとっては混乱のもとになる。
中級者以降なら、オリジナルのアイコンを作って書類アイコンのカラー版も作れて使い方も広がる。アイコンの仕組みを理解している中級者向け。

◆個人ルールとして、ファイル名には半角英数字と半角記号を使う。2バイト文字を使わない。(ヒマ人~)

◆大文字と小文字の使い分け。(ヒマ人~)
すべて大文字、は特別な扱い方をする。やはり大文字は目立つので、強調として使う。
単語の間にスペースを入れるのは好きじゃないので、アンダースコアを使うか、単語の頭を大文字で区切る。

■実際のフォルダの中身。
参考までに、私のDドライブの中身は、およそ以下のようになっている。
DownloadedFiles
FRIEND
MyDocuments
onlineware
Program Files
WORK

◆「DownloadedFiles」
メーカーからのアップデータ、拡張機能、修正ファイル、周辺機器のドライバなどは、とりあえずここにダウンロードする。「onlineware」と分けている理由は、重要度の違い、そして再インストール時の必要性が違うため。ドライバは必須だが、オンラインソフトは試しに入れてみただけというものが多いので。

◆「FRIEND」
友人からもらった手紙、画像などと、友人のために作った書類、友人に送った画像など。よくやりとりする人については友人の名前でフォルダ分けしている。それ以外の雑魚(おぃ)については、「日付+内容」のフォルダ名。
以前は「privete」フォルダだったが、「MyDocuments」と分裂した。

◆「MyDocuments」
自分用のファイル。自分のために作るファイル、自分が使うファイルなど。一時的なものが多い。物語作品やサイトのHTMLなどは、以前は「WORK」フォルダ内にあったが、現在こちらに移した。

◆「MyPictures」
画像ファイル。中身はほとんどが「日付+イベント名」のフォルダ。日常撮影したものは「20050623u30」のようにカメラ名を入れている。今はもうu30持ってないけど……。

◆「onlineware」
私はオンラインソフト大好きッ子さんなので、ダウンロードしたオンラインソフトはすべてここに入れる。ただ、この中でさらにジャンルごとに分類すべきかどうか、まだ方針が固まらないままだ。ジャンル分けは難しいからあまりやりたくはないのだが、まったくジャンル分けしないと、膨大なフォルダ数になって検索性が下がる。Dドライブ内で一番混沌としたエリアである。
ダウンロードしたソフトのうち、さらにインストールを必要とする場合は次の「ProgramFiles」にインストールする。

◆「Program Files」
ソフトのインストール先は「C:\ProgramFiles」が標準的だが、私はCドライブを使わない方針のため、先頭の文字を書き換えて「D:\ProgramFiles」にインストールする。若干面倒な場合もあるが、大きなトラブルになったことはない。
◆「WORK」
仕事ファイル。この中はさらに取引先ごとにフォルダに分かれている。「F社」「R社」「B社」といった具合である。その取引先のフォルダの内部は、攻略本など、プロジェクト単位のフォルダに分かれている。
以前は「SolitairesCompany」フォルダもここにあった。

※Solitairescope:パソコンのデータ整理 – livedoor Blog(ブログ)よりリライト。