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Microsoft製品で起きる事件を解決

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中小企業がOfficeの定額ライセンスを使うメリットを考えてみた

Office

パッケージ版 vs Office365

以下の記事になかなか共感を覚えた。
高額ソフトの購入、「買い切り」と「月額制」どっちを選ぶ? Office2016のライセンスについて考えてみた(笠原一輝) – Engadget Japanese

ちなみにOffice2016の価格はこちらで見ることができる。
Office Suites の比較 – Microsoft Store 日本

OfficeHome&Businessなら¥37,584 (税込)じゃないか、と思うかもしれないが、それだって3年間使うのとほぼ同額である。3年以上使ってやる!という人もいるかもしれないがまあお待ちなさい。

中小企業では購入金額以外にも考慮すべきコストがあり、実際そちらが非常にデカいのだ。

パッケージ版のデメリット

パッケージ版とPCを紐付ける面倒

どのパッケージがどのPCに入っているのか、調べるのがだんだん面倒になっていく。
PCの管理と、Officeアカウントの管理を別に行うことになるからだ。Officeパッケージのアカウントはただでさえ識別しにくい。あの長ったらしい25桁のアクティベーションコードで管理しなければならない。

パッケージ版アップデートの手間

古いOfficeをアップデートして使うというのは、意外と手間だ。というのも、PCを入れ替えるたびに、古いバージョンからアップデートすることになる。昔、私はOffice2000のアカウントを持っていた。アップデータを買うたびに2000から順番にアップデートを適用していくことになり、私は面倒だと思いながらも2007くらいまでそれを続けた。時間の無駄だ。

PCとアカウントが紐付くことのデメリット

よく「Office付き」PCが販売されているが、あれは中小企業が買わない方がいい。というのも、結局のところロスが大きいのである。PCが滅びた時にPC付Officeのアカウントは使えなくなる。うちにもたくさん、使えなくなった古いアカウントが転がっている。PCを買うたびにアカウントを買い替えていたら、結局のところあまりオトクにはならない。

メリット

必要な費用の平準化

毎年定額で料金を徴収するのはマイクロソフトの安定経営にとっていいだろうが、支出側にとっても助かる。年によって増えたり減ったりすることで、経費を見積もるのが難しくなる。Officeの部分だけでも安定してくれたら、予算の悩みも少しはマシになるだろう。

複数PCに使えるメリット

もちろん、ユーザーは同一でなければならない。でも、最近では一人のユーザーが複数の端末を持つこともある。弊社では、経理担当者個人のPCと経理処理専用のPCを分けている。安全上の理由やらなんやらでだ。両方でOffice365を導入することには問題がない。

乗り換えの楽さ

便利なのは、PCの乗り換えが非常に楽になることだ。あるPCが調子悪くなったら、さっさと別のパソコンにデータを移し、Office365を入れ直し、古いPCを修理に出してしまう。それが仮に廃棄処分になったとしても、オフィスのアカウントを心配する必要は無い。

基本的な使い分け

私も全部のPCにOffice365を導入しようとは思っていない。会議室のような共有PCにはパッケージ版を導入している。つまり、個人の属性にあるPCにはOffice365、共有の属性のものにはパッケージ版を入れる。こうすることで、すっきりとアカウントを管理することができる。

[EOF]

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